古道のある尾根をゆく [山チャリ山サイ]
6月7日朝。
日差しはあるが雲行きが怪しいような。
予報では晴れて気温が上がるそうな。
なんとなくモタモタと準備して、MTBを車に積んだ。
今回は体調と相談しながら乗るつもりで、北へ車を走らせた。
9時過ぎくらいにK滝駐車場に到着。
空はどんよりと曇っている。日陰は路面が少し濡れており、木々や笹は濡れている。
駐車場からスキー場まで観光道路を上っていき、体調に不安があればすぐ戻り、問題なければスキー場近くから入る登山道へ入り下るつもり。
体調(主に腰)の具合を見ながらゆっくりオンロードヒルクライム。
さすがに有名観光地の観光道路、休日なので交通量は多い。
バイク(いわずもがな、原動機付き)がやたらに多い。
8~10パーセントの上りがだらだらと続き、バイクや車の排気ガスを浴び吸い込み、忍耐が続く。
山の空はまだどんより。
だんだん天気が回復してきて、日差しが強くなる。
照り返しがキツイ…けど、山が姿を見せるようになった。
下界の方は晴れている。
スキー場の駐車場を過ぎ、5分ほど上ったところに、今回目指す登山道の入り口が。
この時点で10時半くらいか。ヒルクライム遅すぎ…
登山道は観光道路下をくぐって行くが、とりあえず反対へ登って休憩。
すっかり青空になり、気持ちいい!
その近くにはツツジが咲いてたけど、もうそろそろシーズン終盤といったかんじ。
いよいよ、O山へ向かう登山道へ!
初めは乗れるが、すぐに木の階段で急降下。
九十九折れになることなくほとんどまっすぐ下りていく。
いきなり新車で担ぎの練習、いや本番。
トップチューブの断面形状が逆三角形なので、担ぐと肩に食い込んで痛い…
次回はパッド自作して持ってくるか…
そんな調子で、分岐まで全く乗れず。しかもコンディションがウェットで滑る滑る。
やっと、O山方面と今回目指すU尾根の分岐に到着。
U尾根の道は、とある戦争に関係する古道で、しかも比較的最近(数年前)まで廃道だったらしい。
地形図にはちゃんと破線で示されているが。
分岐からは、乗車率ほぼ100パーセント!
気持ちの良い、踏み跡が明確なシングルトラックが続く。
途中、O山方面が良く見えた。
植生がカラマツ林にかわり、緩やかな尾根筋。木漏れ日が美しさを引き立てる。
笹は深く、肩くらいまであり、まるで笹の海を泳ぐようにダウンヒル。
一人で「サイコー!」「うひょ~!」と奇声を上げ、傍から見るとすっかりヤバイ人に。
時々クモの巣が顔にくっついても顔がにやけっぱなし!
トレイルが溝状になって、少し急に下るとT沢に到着。
秋頃は枯れ沢らしいが、きれいな水が流れていた。
丸木橋を渡って大休止。
深緑と沢のせせらぎの中食べるお昼は最高。
T沢からは緩やかな上りになるが、すぐに尾根筋に出る。
ここからがまた、美しいとしか言いようの無いシングルトラック!
もう、「サイコー!」を通り過ぎ、ただただ立ち尽くすのみ。
通り過ぎるのがもったいないくらいだが、再びダウンヒル。
途中、両側がすっぱり切れた痩せ尾根になるが、乗車していける。
痩せ尾根を過ぎると、右手急斜面を下るが、道自体の斜度は緩く、穏やかに九十九折れになっている。
テクニカルだが乗車可能。
単独行なので、自信が無いときは降りて押したけど。
転落でもしたらシャレにならないし。
一番最後はMTBを担ぐほどの急降下。
そうすると、K牧場の管理道に出る。
あ~あ、楽しいダウンヒルはあっという間だったなぁと、今日の行程を思い出し噛み締めながら、K駐車場へ向かいオンロードを下った。
K駐車場に戻ると、朝より車が増えていた。
観光客がそぞろ歩き、車やバイクが過ぎ行くと、なんとなく俗世間に戻されたような、変な気分だった。
MTBを車に積んで、はい、お疲れ様。
晩秋にきっとまた来よう。
K滝から下る廃遊歩道の尾根道も繋げて。
日差しはあるが雲行きが怪しいような。
予報では晴れて気温が上がるそうな。
なんとなくモタモタと準備して、MTBを車に積んだ。
今回は体調と相談しながら乗るつもりで、北へ車を走らせた。
9時過ぎくらいにK滝駐車場に到着。
空はどんよりと曇っている。日陰は路面が少し濡れており、木々や笹は濡れている。
駐車場からスキー場まで観光道路を上っていき、体調に不安があればすぐ戻り、問題なければスキー場近くから入る登山道へ入り下るつもり。
体調(主に腰)の具合を見ながらゆっくりオンロードヒルクライム。
さすがに有名観光地の観光道路、休日なので交通量は多い。
バイク(いわずもがな、原動機付き)がやたらに多い。
8~10パーセントの上りがだらだらと続き、バイクや車の排気ガスを浴び吸い込み、忍耐が続く。
山の空はまだどんより。
だんだん天気が回復してきて、日差しが強くなる。
照り返しがキツイ…けど、山が姿を見せるようになった。
下界の方は晴れている。
スキー場の駐車場を過ぎ、5分ほど上ったところに、今回目指す登山道の入り口が。
この時点で10時半くらいか。ヒルクライム遅すぎ…
登山道は観光道路下をくぐって行くが、とりあえず反対へ登って休憩。
すっかり青空になり、気持ちいい!
その近くにはツツジが咲いてたけど、もうそろそろシーズン終盤といったかんじ。
いよいよ、O山へ向かう登山道へ!
初めは乗れるが、すぐに木の階段で急降下。
九十九折れになることなくほとんどまっすぐ下りていく。
いきなり新車で担ぎの練習、いや本番。
トップチューブの断面形状が逆三角形なので、担ぐと肩に食い込んで痛い…
次回はパッド自作して持ってくるか…
そんな調子で、分岐まで全く乗れず。しかもコンディションがウェットで滑る滑る。
やっと、O山方面と今回目指すU尾根の分岐に到着。
U尾根の道は、とある戦争に関係する古道で、しかも比較的最近(数年前)まで廃道だったらしい。
地形図にはちゃんと破線で示されているが。
分岐からは、乗車率ほぼ100パーセント!
気持ちの良い、踏み跡が明確なシングルトラックが続く。
途中、O山方面が良く見えた。
植生がカラマツ林にかわり、緩やかな尾根筋。木漏れ日が美しさを引き立てる。
笹は深く、肩くらいまであり、まるで笹の海を泳ぐようにダウンヒル。
一人で「サイコー!」「うひょ~!」と奇声を上げ、傍から見るとすっかりヤバイ人に。
時々クモの巣が顔にくっついても顔がにやけっぱなし!
トレイルが溝状になって、少し急に下るとT沢に到着。
秋頃は枯れ沢らしいが、きれいな水が流れていた。
丸木橋を渡って大休止。
深緑と沢のせせらぎの中食べるお昼は最高。
T沢からは緩やかな上りになるが、すぐに尾根筋に出る。
ここからがまた、美しいとしか言いようの無いシングルトラック!
もう、「サイコー!」を通り過ぎ、ただただ立ち尽くすのみ。
通り過ぎるのがもったいないくらいだが、再びダウンヒル。
途中、両側がすっぱり切れた痩せ尾根になるが、乗車していける。
痩せ尾根を過ぎると、右手急斜面を下るが、道自体の斜度は緩く、穏やかに九十九折れになっている。
テクニカルだが乗車可能。
単独行なので、自信が無いときは降りて押したけど。
転落でもしたらシャレにならないし。
一番最後はMTBを担ぐほどの急降下。
そうすると、K牧場の管理道に出る。
あ~あ、楽しいダウンヒルはあっという間だったなぁと、今日の行程を思い出し噛み締めながら、K駐車場へ向かいオンロードを下った。
K駐車場に戻ると、朝より車が増えていた。
観光客がそぞろ歩き、車やバイクが過ぎ行くと、なんとなく俗世間に戻されたような、変な気分だった。
MTBを車に積んで、はい、お疲れ様。
晩秋にきっとまた来よう。
K滝から下る廃遊歩道の尾根道も繋げて。
天気が良くて良かったですね。
気温が上がってもダウンヒルなら快適、しかし担ぐのは大変そうだけど、安全が第一です。
緑が気持ち良さそうです。
by 酔丸 (2009-06-09 20:36)
酔丸様:nice!ありがとうございます。
確かに安全第一ですね。
最近単独行でのMTB乗りばかりなので、前もって家族には地図をコピーしたものに、ここを走ってくるとマーカーでなぞって置いてから出かけます。
特に今回は、ハイカーには全く会わない不人気?コースでしたので、何かあってもすぐに助けがくるわけではありませんし…。
by ほがしぃぶるー (2009-06-14 08:12)
初めて踏みましたーー。
本格トレイルですね。
いいなぁ。
初心者なので、やっぱ、此処まで冒険できねぇっす。
いずれ、腕が上がったら(この歳ではあがりそうもないですが・・・)、
栃木の良いところ教えて下さいね。
by すんぷ (2009-07-18 07:05)
すんぷ様
ブログ訪問有難う御座います。
たしかに本格トレイルかもしれませんが、乗って行くか押し(担ぎ)ていくかでは難易度が違います。
私は自信が無ければ押しや担ぎをします。
楽しく乗るのはもちろんですが、安全に、かつ怪我無く無事に帰宅することが大前提ですから。
初心者なんて言わないで、どんどん行きましょうよ。
トレイルでMTB乗りたい、そんな仲間を募集中です!
by ほがしぃぶるー (2009-07-18 21:51)